工場自動化ソリューションを提供するペンタマスターは、金属部品製造や医療機器の組み立てを手掛けるTPコンセプトを2100万リンギ（約5億4000万円）で買収すると発表した。事業多角化が狙い。
　63.1％を出資する孫会社のペンタマスター・イクイップメント・マニュファクチャリングがTPコンセプトの全株式を株主5人から取得する。TPコンセプトは2010年設立で、ダイカスト鋳造法による金属部品の製造や医療機器の組み立てを行っている。
　ペンタマスターは1991年設立。ペナン州に本社を置き、半導体や自動車、電気・電子、医薬品・医療、食品・飲料などさまざまな産業向けに工場自動化ソリューションを提供してきた実績を持つ。今回の買収は事業多角化戦略の一環で、中長期的に同社の業績を押し上げるものと説明している。


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