マレーシア統計局は26日、2019年5月の消費者物価指数（CPI）が121.4（2010年＝100）となり、前年同月から0.2％上昇したと発表した。上昇は3カ月連続、上昇率も3カ月連続で同水準。各品目とも上昇率が前月とほぼ変わらなかった。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は0.4％で、前月の0.5％からやや低下した。

　12品目のうちプラスとなったのは前月と同じく6品目。上昇率は住居・水道光熱費（1.8％）が最も大きく、これにアルコール飲料・タバコ（1.3％）、食品・非アルコール飲料と教育（ともに1.2％）が続いた。マイナスとなった6品目のうち、最も下げ幅が大きかったのは衣類・履物（マイナス3.2％）で、下げ幅は前月と同水準。これに運輸（マイナス2.5％）、雑貨（マイナス2.1％）が続いた。

　前月比では12品目のうち6品目がプラス。食品・非アルコール飲料、住居・水道光熱費、家具・家庭用品がそれぞれ0.3％で最高だった。横ばいは通信など3品目、マイナスは外食・ホテル（マイナス0.2％）など3品目だった。


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