ニュース 2025/09/25 19:59 NEW!!
シンガポール:チャージプラス、中国・小鵬とEV超急速充電網を構築 
自動車 電子・電気 シンガポール
東南アジアで電気自動車(EV)充電所を展開するシンガポールのチャージプラスは23日、中国EVメーカーの小鵬汽車(エックスポン)と戦略提携すると発表した。域内で高出力の超急速充電網を構築し、長距離走行に対応できる環境を整える。
両社はシンガポールとマレーシア、タイ、インドネシアで少なくとも20カ所の直流(DC)超急速充電拠点を整備する計画。最大480キロワット(kW)級の充電器を備え、小鵬車に搭載される「5C超充電」技術を用いれば、電池を10%から80%まで最短12分で充電できるという。
第1段階としてシンガポールで2カ所、マレーシア・クアラルンプールで1カ所、タイ・バンコクで1カ所を稼働済み。クアラルンプールに設けた拠点は市内最速の350kW充電を実現した。
第2段階ではインドネシアを含む域内各国に展開を拡大し、商業施設や高速道路の休憩所など交通量の多い場所に設置する。チャージプラスが推進するシンガポールからベトナム・ハノイまで総延長5000キロメートルの「EVハイウエー構想」とも連動し、国をまたいだ長距離移動の利便性向上を目指す。
エックスポンの利用者には3年間の充電料金割引を提供し、専用アプリを通じて域内の公共充電網を利用できる機能も今年末までに搭載する予定。チャージプラスは2030年までに世界で3万基の充電器設置を目標に掲げており、ゴー・チーキオン最高経営責任者(CEO)は「EVの普及拡大と域内の持続可能なモビリティーを支える」と述べている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
両社はシンガポールとマレーシア、タイ、インドネシアで少なくとも20カ所の直流(DC)超急速充電拠点を整備する計画。最大480キロワット(kW)級の充電器を備え、小鵬車に搭載される「5C超充電」技術を用いれば、電池を10%から80%まで最短12分で充電できるという。
第1段階としてシンガポールで2カ所、マレーシア・クアラルンプールで1カ所、タイ・バンコクで1カ所を稼働済み。クアラルンプールに設けた拠点は市内最速の350kW充電を実現した。
第2段階ではインドネシアを含む域内各国に展開を拡大し、商業施設や高速道路の休憩所など交通量の多い場所に設置する。チャージプラスが推進するシンガポールからベトナム・ハノイまで総延長5000キロメートルの「EVハイウエー構想」とも連動し、国をまたいだ長距離移動の利便性向上を目指す。
エックスポンの利用者には3年間の充電料金割引を提供し、専用アプリを通じて域内の公共充電網を利用できる機能も今年末までに搭載する予定。チャージプラスは2030年までに世界で3万基の充電器設置を目標に掲げており、ゴー・チーキオン最高経営責任者(CEO)は「EVの普及拡大と域内の持続可能なモビリティーを支える」と述べている。
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