道路交通局（JPJ）によると、2025年8月に国内で新規登録された電気自動車（EV）の数は、上位20ブランドの合計で3444台だった。前月比では15.7％増加。中国・比亜迪（BYD）が首位を維持した。ポールタンが伝えた。

　BYD車の登録台数は1119台。中でも7月に投入した新型の小型スポーツ多目的車（SUV）「ATTO2」が403台とモデル別で2位を獲得し、販売をけん引した。

　メーカー別2位は国民車メーカーのプロトンで、小型EV「e.Mas7」の1車種のみで766台を登録。モデル別トップを維持した。3位の米テスラは509台で、「モデルY」が323台（モデル別3位）、「モデル3」が186台（同7位）と堅調な販売を続けた。

　4位には独メルセデス・ベンツが261台で急浮上。販売促進キャンペーンが寄与し、前月（59台）の4.4倍に増えた。以下、◆独BMW＝96台◆中国・小鵬汽車（エックスポン）＝96台◆中国・吉利汽車傘下の高級EVブランド「極コク（ジーカー）」＝88台◆中国・浙江零ホウ科技（リープモーター）＝72台◆BYD傘下の高級EVブランド「騰勢（デンツァ）」＝69台◆独ポルシェ＝59台――などが上位に入った。

　1～8月のEV登録台数は上位20ブランドの合計で2万3140台。BYDが7389台で最も多く、プロトンが5455台、テスラが3162台、BMWが1117台、エックスポンが842台、デンツァが787台で続いた。


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