マレーシア統計局は22日、2025年11月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が135.1となり、前年同月から1.4％上昇したと発表した。前月の1.3％を上回り、2カ月ぶりに加速。ただ過去4年の最低圏を維持している。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は2.2％上昇し、前月から横ばいだった。

　13品目のうち11品目がプラスだった。最も伸びが高かった品目はパーソナルケア・社会保障・その他商品・サービスと保険・金融サービスで5.6％。これにレストラン・ホテルが3.4％、教育が2.4％、アルコール飲料・たばこが2.4％、食品・非アルコール飲料と健康が1.5％で続いた。一方、情報・通信がマイナス1.3％で最も下げた。

　CPIは前月比で横ばい。前月の0.1％低下からプラスマイナスゼロに転じた。上昇は6品目、横ばいは5品目、低下は2品目だった。


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