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  ニュース     2026/01/14 20:56 NEW!!

ベトナム:欧州企業の景況感、4Qは7年ぶり高水準 無料記事

 在ベトナム欧州商工会議所(ユーロチャム)は13日、2025年第4四半期の企業景況感指数(BCI)が80.0(満点100)だったと発表した。前四半期から13.5ポイント上昇し、19年第1四半期以降で最高となる約7年ぶりの高水準となった。世界的な貿易摩擦や地政学リスクなど外部環境の不透明感が続く中でも、欧州企業による対ベトナム事業環境への信頼が大きく回復していることを示した。

 今回のアンケート調査は、加盟企業1400社以上を対象に実施し、216社から回答を得た。現況に関する指数は78.7、26年第1四半期の見通しを示す指数は81.3となり、足元の業況評価に加えて先行きへの期待も高い水準にある。回答企業の65%が25年第4四半期の事業環境を「良好」と評価し、69%が翌四半期の見通しについて「楽観的」と回答した。

 企業規模別では、従業員500人超の大企業のBCIが87.5と最も高く、101~500人規模も81.4と高水準だった。一方、26~50人規模では71.8にとどまり、規模の小さい企業ほど景況感の回復が緩やかな傾向がみられた。業種別では、農業・食品が86.1と最も高く、工業・エネルギー・建設が81.9、商業・物流・消費財・サービスが81.3で続き、事業支援・デジタルサービスは78.6とやや低調だった。

 向こう5年間(26~30年)の事業見通しについては、88%が「楽観的」と回答し、うち31%は「非常に楽観的」とした。また、87%が「ベトナムを他の外国企業に投資先として推奨する」と回答している。一方、世界的な貿易摩擦の影響については42%が「マイナス」と答えたが、それでも56%は「ベトナムで事業を行う上での魅力は高まっている」と評価した。

 行政手続きの煩雑さや規制運用の不透明さは依然として課題で、53%が業務上の障害として挙げた。ただ、前四半期からは12ポイント改善しており、制度改革の進展が一定程度評価されている。ユーロチャムのブルーノ・ヤスパート会頭は、「長年停滞していた信頼感が、実体経済の回復と改革の進展を背景に明確な上昇局面に入った。ベトナムは今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)有数の成長エンジンとしての地位をさらに強める」との見方を示した。


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