【亜州ビジネス編集部】　シンガポール統計局が27日発表した2020年第2四半期のサービス業売上高指数（卸小売り、ホテル、外食サービスを除く、14年＝100）は103.2となり、前年同期から13.9％低下した。指数の低下は2四半期連続で、下げ幅は前四半期（0.6％低下）から拡大。新型コロナウイルス対策で企業活動が制限された影響を受け、娯楽・個人サービス（74.3％低下）が大きく落ち込んだ。
　全7分野のうち6分野がマイナス。プラスは金融・保険（0.4％上昇）のみだった。下げ幅は娯楽・個人サービスが最大。他に運輸・倉庫（23.3％低下）とビジネスサービス（21.5％低下）、医療・社会福祉（13.1％低下）も2桁の落ち込みだった。
　前四半期比（季節調整なし）では全体の指数が13.3％低下。全7分野で低下し、娯楽・個人サービス（68.6％低下）の下げ幅が最も大きかった。


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