ニュース 2025/07/08 20:55 NEW!!
マレーシア:国民車プロトンの6月販売、1%増の1.1万台 
自動車 マレーシア
複合企業DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンは7日、2025年6月の販売台数(輸出含む)が1万1069台だったと発表した。増減は明確に示していないが、過去の発表に照らし合わせると、前年同月比0.6%増、前月比16.9%減となる。シェアは前月比で1.1ポイント上昇し、20.7%に達した。上半期の販売台数は前年同期比2.1%減の7万2156台で、シェアは19.5%と業界2位を維持している。
同社は6月の国内新車市場が約5万3500台で、前月(約6万8000台)から約21%落ち込んだと推定。中東情勢の緊迫化や販売・サービス税(SST)適用範囲の拡大による消費者心理の悪化があるとみている。ただこうした中でも同社は影響を相対的に抑え込み、エンジン車と電気自動車(EV)の両分野で市場拡大を続けたとしている。
モデル別にみると、主力のBセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「X50」は6月に1657台を販売。うち輸出は353台で、同社の輸出全体の47%を占めた。上半期の累計は1万1361台で、前年同期比11.3%増。7月にはフルモデルチェンジした第2世代の投入を予定しており、5日に事前予約受け付けを開始した。
DセグSUV「X90」は6月に174台、Cセグセダン「S70」は1402台を販売し、それぞれのセグメントで首位を維持。Aセグセダン「サガ」は5206台で、堅調な販売を続けた。CセグSUV「X70」は6月に533台を販売し、上半期では4354台(前年同期比46.3%増)となった。
EVは、24年12月に発売したCセグSUV「e.MAS7」が上半期の累計で4253台を販売。国内EV市場で24%のシェアを占め、首位を確保した。
輸出も引き続き好調で、6月は414台を出荷した。上半期では2250台となり、前年同期から39.9%増加。下半期にはさらに伸びが加速するとみている。
チャン・チアン副最高経営責任者(副CEO)は、「国内市場ではエンジン車が多くを占めているが、EVと輸出は将来の成長エンジンになる」と説明。下半期は新モデルの投入とイベント開催を通じ、販売拡大に弾みをつけたいと意欲を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は6月の国内新車市場が約5万3500台で、前月(約6万8000台)から約21%落ち込んだと推定。中東情勢の緊迫化や販売・サービス税(SST)適用範囲の拡大による消費者心理の悪化があるとみている。ただこうした中でも同社は影響を相対的に抑え込み、エンジン車と電気自動車(EV)の両分野で市場拡大を続けたとしている。
モデル別にみると、主力のBセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「X50」は6月に1657台を販売。うち輸出は353台で、同社の輸出全体の47%を占めた。上半期の累計は1万1361台で、前年同期比11.3%増。7月にはフルモデルチェンジした第2世代の投入を予定しており、5日に事前予約受け付けを開始した。
DセグSUV「X90」は6月に174台、Cセグセダン「S70」は1402台を販売し、それぞれのセグメントで首位を維持。Aセグセダン「サガ」は5206台で、堅調な販売を続けた。CセグSUV「X70」は6月に533台を販売し、上半期では4354台(前年同期比46.3%増)となった。
EVは、24年12月に発売したCセグSUV「e.MAS7」が上半期の累計で4253台を販売。国内EV市場で24%のシェアを占め、首位を確保した。
輸出も引き続き好調で、6月は414台を出荷した。上半期では2250台となり、前年同期から39.9%増加。下半期にはさらに伸びが加速するとみている。
チャン・チアン副最高経営責任者(副CEO)は、「国内市場ではエンジン車が多くを占めているが、EVと輸出は将来の成長エンジンになる」と説明。下半期は新モデルの投入とイベント開催を通じ、販売拡大に弾みをつけたいと意欲を示した。
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