フィリピンの石油元売大手ペトロン・コーポレーションは7日、マレーシアで年内に給油所40～50店を増設すると発表した。高速道路網の整備や新興住宅地の拡大を受け、需要増が見込まれるエリアに新規出店していく。ビジネスタイムズが同日付で伝えた。

　同社は現地法人のペトロン・マレーシア・リファイニング・アンド・マーケティングを通してマレーシアで事業を展開。サバ州やサラワク州を含め816カ所を構えている。年末までに開店する新店舗の半数は既に建設中で、一部の店舗は来月末までの完成を見込むとしている。

　新店舗では、トイレや礼拝室、飲食物の提供など、清潔で利便性の高い、快適性を強化したサービス拠点としての機能を高める方針。給油所に併設するコンビニエンスストア「トリーツ」でキャンペーンも行い、ブランド力の向上を図るとしている。


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