ニュース 2026/01/14 20:53 NEW!!
ベトナム:欧州企業の景況感、4Qは7年ぶり高水準 
経済・統計 ベトナム

今回のアンケート調査は、加盟企業1400社以上を対象に実施し、216社から回答を得た。現況に関する指数は78.7、26年第1四半期の見通しを示す指数は81.3となり、足元の業況評価に加えて先行きへの期待も高い水準にある。回答企業の65%が25年第4四半期の事業環境を「良好」と評価し、69%が翌四半期の見通しについて「楽観的」と回答した。
企業規模別では、従業員500人超の大企業のBCIが87.5と最も高く、101~500人規模も81.4と高水準だった。一方、26~50人規模では71.8にとどまり、規模の小さい企業ほど景況感の回復が緩やかな傾向がみられた。業種別では、農業・食品が86.1と最も高く、工業・エネルギー・建設が81.9、商業・物流・消費財・サービスが81.3で続き、事業支援・デジタルサービスは78.6とやや低調だった。
向こう5年間(26~30年)の事業見通しについては、88%が「楽観的」と回答し、うち31%は「非常に楽観的」とした。また、87%が「ベトナムを他の外国企業に投資先として推奨する」と回答している。一方、世界的な貿易摩擦の影響については42%が「マイナス」と答えたが、それでも56%は「ベトナムで事業を行う上での魅力は高まっている」と評価した。
行政手続きの煩雑さや規制運用の不透明さは依然として課題で、53%が業務上の障害として挙げた。ただ、前四半期からは12ポイント改善しており、制度改革の進展が一定程度評価されている。ユーロチャムのブルーノ・ヤスパート会頭は、「長年停滞していた信頼感が、実体経済の回復と改革の進展を背景に明確な上昇局面に入った。ベトナムは今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)有数の成長エンジンとしての地位をさらに強める」との見方を示した。
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