精密加工のスカイゲート・ソリューションズ（旧イーウェイン）は、中国同業の新鴻基精密（NJH）と合弁会社を設立し、ペナン州に生産拠点を設けると発表した。国内の半導体業界向けに金属成形機械などを製造する。

　新会社のスカイゲートNHJテクノロジーを資本金3834万リンギ（約13億円）で設立する。出資比率はスカイゲート完全子会社のスカイゲートNHJ（SNHJ）が51％、新鴻基精密のシンガポール法人が49％。同州ジョージタウンで金属成形機械や工作機械を製造する。

　新鴻基精密は生産管理の完全デジタル化に強みを持ち、ERP（統合基幹業務システム）やMES（製造実行システム）といった統合システムを活用した生産体制を構築している。スカイゲートは、こうした技術基盤を活用することで、国内の半導体業界向けに高精度の工作機械を供給する。

　スカイゲートはペナンに本拠を置き、精密加工のほか、産業不動産開発や人材管理サービスなどを手掛けている。


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