ニュース 2025/12/24 20:58 NEW!!
マレーシア:ジョ州のPTP港、港湾トラックに電動車導入へ 
自動車 港湾 電子・電気 マレーシア
ジョホール州のタンジュンペレパス港(PTP)の運営会社は、港湾トラック車両の電動化を進めると発表した。持続可能性の向上とデジタル変革を柱とする取り組みの一環で、2026年から段階的に導入する。国営ベルナマ通信などが22日付で伝えた。
電動車両の導入に向け、特殊車両製造のテルベルク・トラクターズ・マレーシア(TTM)と調達契約を交わした。全94台を発注するうち52台を電動車両、残り42台は従来型燃料車とする。電動車両は来年の納入予定で、納入後24カ月間はテルベルグが保守サービスを提供する。
PTPの運営会社によると、実証試験の結果、電動港湾トラック1台辺りの二酸化炭素(CO2)排出量は月4000キログラム相当と、従来型(7600キログラム)に比べて48%削減できることが分かった。また月間の運用コストも1台あたり57%低減できるとしている。PTPは21~30年の10年間で温室効果ガス排出量を45%削減する目標を掲げている。
PTPではグリーン化と並行しながらコンテナ取扱能力を拡大する。今後約2年半で年間の取扱能力を1600万TEU(20フィートコンテナ換算)まで引き上げる計画。小型電動フォークリフト5台の導入や、国際海事機関(IMO)の環境プログラムへの参加なども進める。
PTPはインフラ建設・港湾運営のMMCコーポレーションが70%、オランダのAPMターミナルズが30%を出資する合弁会社が運営。同港は仏海事調査会社のアルファライナーから25年に世界で最も成長率の高い港と評価されており、今月6日には年間取扱量が初めて1300万TEUを突破した。
一方、TTMには蘭テルベルグ・グループとコングロマリット(複合企業)大手サイムダービーが折半出資している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電動車両の導入に向け、特殊車両製造のテルベルク・トラクターズ・マレーシア(TTM)と調達契約を交わした。全94台を発注するうち52台を電動車両、残り42台は従来型燃料車とする。電動車両は来年の納入予定で、納入後24カ月間はテルベルグが保守サービスを提供する。
PTPの運営会社によると、実証試験の結果、電動港湾トラック1台辺りの二酸化炭素(CO2)排出量は月4000キログラム相当と、従来型(7600キログラム)に比べて48%削減できることが分かった。また月間の運用コストも1台あたり57%低減できるとしている。PTPは21~30年の10年間で温室効果ガス排出量を45%削減する目標を掲げている。
PTPではグリーン化と並行しながらコンテナ取扱能力を拡大する。今後約2年半で年間の取扱能力を1600万TEU(20フィートコンテナ換算)まで引き上げる計画。小型電動フォークリフト5台の導入や、国際海事機関(IMO)の環境プログラムへの参加なども進める。
PTPはインフラ建設・港湾運営のMMCコーポレーションが70%、オランダのAPMターミナルズが30%を出資する合弁会社が運営。同港は仏海事調査会社のアルファライナーから25年に世界で最も成長率の高い港と評価されており、今月6日には年間取扱量が初めて1300万TEUを突破した。
一方、TTMには蘭テルベルグ・グループとコングロマリット(複合企業)大手サイムダービーが折半出資している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。












