ニュース 2025/07/17 20:54 NEW!!
シンガポール:中国BYDがPHVを初投入、「宋プラス」を発売 
自動車 電子・電気 シンガポール
電気自動車(EV)中国最大手の比亜迪(BYD)は16日、シンガポールで同社初となるプラグインハイブリッド車(PHV)を発売した。スポーツ多目的車(SUV)「シーライオン6 DM-i(中国名:宋プラスDM-i)」で、価格は車両購入権(COE)込みで21万2888シンガポールドル(約2460万円)となる。
ビジネスタイムズによると、同モデルは1.5リッターのエンジンと電動モーターを組み合わせたPHVで、電動のみで最大80キロメートルの走行が可能。容量18.3キロワット時(kWh)の電池は直流(DC)の急速充電に対応しており、約80分でフル充電できる。ガソリンと電池がフルの場合、航続距離は最大1100キロメートルに上るとされる。
現地法人BYDシンガポールの代表者は、「国内の充電網が拡大した一方で、マレーシアへのドライブなど長距離移動を希望する一部顧客には依然として充電への不安がある」と述べ、PHV投入の商機を説明。発売前には既に100台超の予約を獲得しているという。
PHVは2013年からシンガポールで販売されているが、EVに比べて普及は進んでいない。25年1~5月の登録台数は159台にとどまり、EV(7838台)と大差が出ている。EVへの補助金が最大4万シンガポールドルに上る一方、PHEVは最大2500シンガポールドルにとどまることが背景にある。一方、BYDのグローバル販売ではPHVの比率が高く、6月には乗用車販売38万台のうち45%がPHVだった。
BYDは14年にシンガポール市場に参入し、政府のEV推進策を追い風に急成長。25年1~5月には3827台を販売し、年内1万台の販売目標を掲げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ビジネスタイムズによると、同モデルは1.5リッターのエンジンと電動モーターを組み合わせたPHVで、電動のみで最大80キロメートルの走行が可能。容量18.3キロワット時(kWh)の電池は直流(DC)の急速充電に対応しており、約80分でフル充電できる。ガソリンと電池がフルの場合、航続距離は最大1100キロメートルに上るとされる。
現地法人BYDシンガポールの代表者は、「国内の充電網が拡大した一方で、マレーシアへのドライブなど長距離移動を希望する一部顧客には依然として充電への不安がある」と述べ、PHV投入の商機を説明。発売前には既に100台超の予約を獲得しているという。
PHVは2013年からシンガポールで販売されているが、EVに比べて普及は進んでいない。25年1~5月の登録台数は159台にとどまり、EV(7838台)と大差が出ている。EVへの補助金が最大4万シンガポールドルに上る一方、PHEVは最大2500シンガポールドルにとどまることが背景にある。一方、BYDのグローバル販売ではPHVの比率が高く、6月には乗用車販売38万台のうち45%がPHVだった。
BYDは14年にシンガポール市場に参入し、政府のEV推進策を追い風に急成長。25年1~5月には3827台を販売し、年内1万台の販売目標を掲げている。
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