ニュース 2025/12/01 22:53 NEW!!
マレーシア:韓国・起亜が直販移行、ベルマツとの代理店契約を解消 
自動車 マレーシア
韓国・現代自動車グループの起亜は、マレーシアでの販売体制を全面的に見直し、来年1月から直販方式へ切り替える。地場ベルマツオート(BAUTO)との代理店契約を解消し、新たに設立した現地法人を通じて販売、アフターサービス、人材育成を一元管理する。11月28日付ポールタンなどが伝えた。
今後は全額出資のキア・セールス・マレーシアを通じて店舗網拡大やアフターサービス強化、新車種導入などを加速させ、ブランド再構築を図る。体制移行に伴い、新車予約は12月いっぱい休止する。
ベルマツオートとの契約は当初、2026年または27年に満了予定だったが、起亜の戦略転換を受けて双方合意により11月28日付で終了した。ただしベルマツオートは、既存顧客のアフターサービスや保証対応に混乱が生じないよう、移行期間中は一定のサポートを継続する。
起亜は従来、地場大手ナザ・グループを代理店としていたが、販売低迷を受けてナザが20年に販売権を返上。これに伴いベルマツオートと提携し、21年には現地組立生産を担う合弁会社キア・マレーシア(起亜66.6%、ベルマツ33.3%)を設立した。現代自動車グループも一部出資する合弁会社イノコムがケダ州クリムに構える工場で車両を生産し、第1弾としてミニバン「カーニバル」を投入した経緯がある。
イノコムには地場サイムダービー・モーターズ(SDM)が51%、ベルマツオートが29%、現代自系企業が残り20%を出資。起亜はイノコムの工場でカーニバルのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「スポーテージ」の組立生産も行っているとされる。
現代自も昨年にマレーシアで直販体制へ移行した。現地法人のヒョンデモーターマレーシア(HMY)を設立し、ブランディングや販売を一元管理する。現代自と起亜はタイでも同様に、ここ数年で代理店販売から直販に移行している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今後は全額出資のキア・セールス・マレーシアを通じて店舗網拡大やアフターサービス強化、新車種導入などを加速させ、ブランド再構築を図る。体制移行に伴い、新車予約は12月いっぱい休止する。
ベルマツオートとの契約は当初、2026年または27年に満了予定だったが、起亜の戦略転換を受けて双方合意により11月28日付で終了した。ただしベルマツオートは、既存顧客のアフターサービスや保証対応に混乱が生じないよう、移行期間中は一定のサポートを継続する。
起亜は従来、地場大手ナザ・グループを代理店としていたが、販売低迷を受けてナザが20年に販売権を返上。これに伴いベルマツオートと提携し、21年には現地組立生産を担う合弁会社キア・マレーシア(起亜66.6%、ベルマツ33.3%)を設立した。現代自動車グループも一部出資する合弁会社イノコムがケダ州クリムに構える工場で車両を生産し、第1弾としてミニバン「カーニバル」を投入した経緯がある。
イノコムには地場サイムダービー・モーターズ(SDM)が51%、ベルマツオートが29%、現代自系企業が残り20%を出資。起亜はイノコムの工場でカーニバルのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「スポーテージ」の組立生産も行っているとされる。
現代自も昨年にマレーシアで直販体制へ移行した。現地法人のヒョンデモーターマレーシア(HMY)を設立し、ブランディングや販売を一元管理する。現代自と起亜はタイでも同様に、ここ数年で代理店販売から直販に移行している。
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