ニュース 2025/12/08 20:58 NEW!!
マレーシア:26年の昇給率5%超に、前年上回る=経営者連盟 
経済・統計 労働 マレーシア
マレーシア経営者連盟(MEF)は最新の給与調査結果を発表し、2026年の平均昇給率が管理職で5.33%、非管理職で5.01%となる見通しを示した。いずれも25年の実績を上回り、賃上げ基調が続く。ザ・エッジ・マレーシアなどが5日付で伝えた。
調査はMEFに加盟する5000社超を対象に実施。25年には9割近い企業が賃上げを行い、昇給率は管理職が5.03%、非管理職が4.65%だった。一方、賞与は26年に管理職が2.16カ月、非管理職が2.02カ月となる見通し。25年は82%の企業が支給し、管理職は平均2.17カ月、非管理職は1.96カ月だった。
賃金調整に影響する要因は「企業業績」が80%で最も高く、「個々人のパフォーマンス」が65%で続いた。
デジタル化に関する調査では、企業の7割超がAI(人工知能)に一定の理解を示す一方、導入済みは3分の1強にとどまった。導入の障壁としては「コスト負担」が68%で最も高く、「人材不足」が67%、「サイバーセキュリティー・倫理上の懸念」が53%で続いた。AI人材を「十分」と評価した企業は17%にとどまり、人材育成が課題となっている。
医療費については68%の企業が上昇を予測。健康啓発プログラムや予防医療、バイオメトリクス(生体)測定などを導入する企業が増えている。メンタルヘルス面では、従業員のストレスや業績プレッシャーを主要課題とする企業が74%に上り、福利厚生や健康管理制度の再構築が求められている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
調査はMEFに加盟する5000社超を対象に実施。25年には9割近い企業が賃上げを行い、昇給率は管理職が5.03%、非管理職が4.65%だった。一方、賞与は26年に管理職が2.16カ月、非管理職が2.02カ月となる見通し。25年は82%の企業が支給し、管理職は平均2.17カ月、非管理職は1.96カ月だった。
賃金調整に影響する要因は「企業業績」が80%で最も高く、「個々人のパフォーマンス」が65%で続いた。
デジタル化に関する調査では、企業の7割超がAI(人工知能)に一定の理解を示す一方、導入済みは3分の1強にとどまった。導入の障壁としては「コスト負担」が68%で最も高く、「人材不足」が67%、「サイバーセキュリティー・倫理上の懸念」が53%で続いた。AI人材を「十分」と評価した企業は17%にとどまり、人材育成が課題となっている。
医療費については68%の企業が上昇を予測。健康啓発プログラムや予防医療、バイオメトリクス(生体)測定などを導入する企業が増えている。メンタルヘルス面では、従業員のストレスや業績プレッシャーを主要課題とする企業が74%に上り、福利厚生や健康管理制度の再構築が求められている。
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