ニュース 2025/09/24 20:58 NEW!!
シンガポール:8月の物価上昇0.5%、4年7カ月ぶり低水準 
経済・統計 インフレ率 シンガポール
住居では賃料の伸びが引き続き縮小。また、電力は8カ月連続の前年割れとなった。ほかに民間道路輸送に含まれるガソリン(マイナス1.0%)もマイナス圏で推移し、バイク(マイナス1.7%)は3カ月ぶりに落ち込んだ。一方、食品(1.1%)は前月から横ばいだった。
シンガポール金融管理庁(MAS)と貿易産業省は、25年の上昇率予測をCPI、コア指数とも0.5~1.5%とし、4月下旬以降は据え置いている。原油価格が前年を下回って推移するほか、貿易摩擦を背景とする世界的な需要の減退もあって、今後も輸入インフレの緩和が続くと予測。また、国内では労賃の上昇ペースが鈍化しているうえ、政府の補助金によって医療など公共サービス分野の値上がりが抑制されるとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。