ニュース 2026/02/16 20:57 NEW!!
シンガポール:生保市場、25年は11.3%拡大 
経済・統計 保険 シンガポール
シンガポール生命保険協会(LIA)は、2025年の新規生命保険契約の収入保険料が前年比11.3%増の65億2900万シンガポールドル(約7900億円)だったと発表した。主に年払い商品の伸びが寄与。世界経済の不確実性が続く中でも、保障と資産形成を重視する消費者の需要が下支えし、市場は拡大基調を維持した。
第4四半期(10~12月)は前年同期比13.0%増の17億7110万シンガポールドルと伸びが加速した。
支払い方法別では、年払いが通年で15.9%増の48億8390万シンガポールドルと市場をけん引。柔軟な支払い設計や長期保障と資産運用を組み合わせた商品設計が支持を集めた。一括払いは通年で0.6%減の16億4540万シンガポールドルとやや落ち込んだが、第4四半期は42.0%増と急伸。上半期の低調から持ち直し、年末の余剰資金で資産形成を図る傾向がみられた。
販売チャンネル別では、金融アドバイザー(FA)が全体の35.7%を占めて最も大きく、バンカシュアランス(銀行による保険商品の販売)が32.9%、代理店が28.2%で続いた。保障額の伸びへの寄与はFAが45.3%、代理店が28.8%だった。
生保業界の保険金支払額は通年で142億3000万シンガポールドル。死亡・高度障害・重病に対する給付は5.5%増の20億5000万シンガポールドル、満期給付は121億7000万シンガポールドルだった。
■医療保険も拡大
個人向け医療保険の新契約保険料は19.0%増の7億4340万シンガポールドルとなった。公的医療保険「メディシールド・ライフ」に上乗せするインテグレイテッド・シールド・プラン(IP)とその特約が全体の9割を占めた。25年末時点でIP加入者は約300万人と、居住者の71%に達している。
LIAのウォン・スィー・キード会長は、「雇用環境や市場の変動が続く中、生命保険は家計の安定を支える重要な柱であり、保障確保と長期的な資産形成を両立させる動きが広がっている」と述べた。同会長は26年について、世界情勢の不透明感を踏まえ慎重姿勢を示しつつ、業界として保障ギャップの縮小と消費者の金融リテラシー向上に取り組む方針を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第4四半期(10~12月)は前年同期比13.0%増の17億7110万シンガポールドルと伸びが加速した。
支払い方法別では、年払いが通年で15.9%増の48億8390万シンガポールドルと市場をけん引。柔軟な支払い設計や長期保障と資産運用を組み合わせた商品設計が支持を集めた。一括払いは通年で0.6%減の16億4540万シンガポールドルとやや落ち込んだが、第4四半期は42.0%増と急伸。上半期の低調から持ち直し、年末の余剰資金で資産形成を図る傾向がみられた。
販売チャンネル別では、金融アドバイザー(FA)が全体の35.7%を占めて最も大きく、バンカシュアランス(銀行による保険商品の販売)が32.9%、代理店が28.2%で続いた。保障額の伸びへの寄与はFAが45.3%、代理店が28.8%だった。
生保業界の保険金支払額は通年で142億3000万シンガポールドル。死亡・高度障害・重病に対する給付は5.5%増の20億5000万シンガポールドル、満期給付は121億7000万シンガポールドルだった。
■医療保険も拡大
個人向け医療保険の新契約保険料は19.0%増の7億4340万シンガポールドルとなった。公的医療保険「メディシールド・ライフ」に上乗せするインテグレイテッド・シールド・プラン(IP)とその特約が全体の9割を占めた。25年末時点でIP加入者は約300万人と、居住者の71%に達している。
LIAのウォン・スィー・キード会長は、「雇用環境や市場の変動が続く中、生命保険は家計の安定を支える重要な柱であり、保障確保と長期的な資産形成を両立させる動きが広がっている」と述べた。同会長は26年について、世界情勢の不透明感を踏まえ慎重姿勢を示しつつ、業界として保障ギャップの縮小と消費者の金融リテラシー向上に取り組む方針を示した。
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