【亜州ビジネス編集部】農業・農村開発を手掛ける財務省直轄企業のフェルクラは、パハン州タンジュンセラトゥスにある養鶏場の生産量を今年末までに倍化する。ジャズラン・ヤーコブ会長が明らかにしたもので、ブロイラーの生産量をこれまでの150万羽から300万羽に引き上げる。ザ・スターが伝えた。

　タンジュンセラトゥスの養鶏場は鶏舎10棟から成り、現在まだ建設中で進ちょく率は80％。ただ既に建設を終えた鶏舎では飼育を始めており、年間150万羽の出荷が可能となっている。今年末までに全て完成し、出荷量を2倍に増やす。

　フェルクラは養鶏事業の拡大を目指しており、ペラ州バガンダトゥク、ケダ州パダンテラップ、パハン州クルアリピスで鶏舎を増設する。

　同社は1966年設立。財務省の100％直轄企業で、農園経営や畜産業、肥料生産、不動産・建設、教育、食品加工などを手掛けている。


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