【亜州ビジネス編集部】空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス（MAHB）の発表によると、2023年5月の国内空港の旅客数は前年同月比48.6％増の683万4000人だった。新型コロナウイルス対策の緩和で人の移動が活発化する中、国際線を中心に大幅増が続いている。新型コロナ前の19年5月との比較では、86.2％の水準まで回復した。
　旅客数の内訳は、国際線が2.9倍の298万8000人、国内線が8.2％増の384万6000人。空港別ではクアラルンプール国際空港（KLIA）が94.0％増の384万5000人、KLIA以外の地方空港の合計が14.2％増の298万8000人だった。
　1〜5月の累計は前年同期比2.0倍の3192万4000人。国際線が5.3倍の1420万5000人、国内線が35.7％増の1772万人だった。


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