中国電池メーカーの珠海冠宇電池は、10億リンギ（約338億円）を投じてケダ州に電池工場を建設する。中国国外への工場進出はインドに次ぐ2カ国目。今年第4四半期に着工する。

　マレーシア投資開発庁（MIDA）の8月30日発表によると、クリム・イースト工業団地に建設する計画。複数の工期に分けて建設し、1000人以上の雇用を予定する。

　同社はパソコン（PC）やモバイル機器、ウエアラブル端末、電動工具、ドローンなどのリチウムイオン電池を製造。最近では電気自動車（EV）や電動バイク向けの電池生産も始めている。


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