ニュース 2020/08/26 23:59
シンガポール:7月の工業生産8%減、3カ月連続でマイナス
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が26日発表した2020年7月の鉱工業生産指数(19年=100)は101.8となり、前年同月比で8.4%下落した。下落は3カ月連続で、下げ幅は前月(6.5%下落)から拡大。主力の電子(1.4%下落)が前月の2桁上昇からマイナスに転じた。
電子では情報通信機器・消費者電子機器(15.6%下落)が2カ月ぶりに落ち込んだ他、半導体(0.3%上昇)の伸びが縮小した。電子以外の分野では、新型コロナウイルスの影響で輸送エンジニアリング(39.8%下落)の下げ幅が大きく、うち海洋エンジニアリング(58.7%下落)は引き続き50%を超える下落。外国人労働者の移動制限で造船業の作業が停滞している。バイオ医療(24.8%下落)も下げがきつかった。
一方、精密エンジニアリング(9.3%上昇)は2カ月連続のプラス。半導体装置の生産増で機械・システム(20.4%上昇)の好調が続いている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電子では情報通信機器・消費者電子機器(15.6%下落)が2カ月ぶりに落ち込んだ他、半導体(0.3%上昇)の伸びが縮小した。電子以外の分野では、新型コロナウイルスの影響で輸送エンジニアリング(39.8%下落)の下げ幅が大きく、うち海洋エンジニアリング(58.7%下落)は引き続き50%を超える下落。外国人労働者の移動制限で造船業の作業が停滞している。バイオ医療(24.8%下落)も下げがきつかった。
一方、精密エンジニアリング(9.3%上昇)は2カ月連続のプラス。半導体装置の生産増で機械・システム(20.4%上昇)の好調が続いている。
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