ニュース 2024/04/03 19:59
マレーシア:ENEOS・住商の水素工場、日揮HDが基本設計受注
日系企業 建設 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】日揮ホールディングスは2日、ENEOSや住友商事などがサラワク州で計画する水素工場の基本設計を受注したと発表した。工場では再生可能エネルギーを使用し、最大で年間約9万トンのグリーン水素を生産。日本への海上輸出に向け、大半を輸送効率が高いMCH(メチルシクロヘキサン)に変換する。
日揮ホールディングスは水素工場とMCH工場の基本設計を担う。これまで事業化調査(FS)から一貫して事業を支援しており、事業遂行力が評価されて受注に至ったとしている。
ENEOSと住友商事は、サラワク州経済開発公社(SEDC)と組み、3社で工場を設けてサプライチェーン(供給網)を構築する。生産する水素のうち年200トンは州内に供給する。ENEOSと住友商事の昨年12月の発表によると、2030年までの水素生産開始を目指す。
州内では計3500メガワット(MW)の水力発電所が稼働中で、再エネ電力の確保に期待できるとされる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
日揮ホールディングスは水素工場とMCH工場の基本設計を担う。これまで事業化調査(FS)から一貫して事業を支援しており、事業遂行力が評価されて受注に至ったとしている。
ENEOSと住友商事は、サラワク州経済開発公社(SEDC)と組み、3社で工場を設けてサプライチェーン(供給網)を構築する。生産する水素のうち年200トンは州内に供給する。ENEOSと住友商事の昨年12月の発表によると、2030年までの水素生産開始を目指す。
州内では計3500メガワット(MW)の水力発電所が稼働中で、再エネ電力の確保に期待できるとされる。
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