ニュース 2023/08/28 20:59
マレーシア:ケダ州の中国・奇瑞車工場、第1弾の納車前検査を完了
自動車 マレーシア
中国の中堅自動車メーカーである奇瑞汽車(チェリー)は、北部ケダ州クリムの工場から間もなく納車を開始する。マレーシア再進出に向けた準備を進めており、このほど第1弾となる車両の納車前検査を終えた。ポールタンが25日付で伝えた。
地場コングロマリット(複合企業)大手サイムダービー系のイノコム・コーポレーションが北部ケダ州クリムの工場で組立生産する。まずエンジン車のスポーツ多目的車(SUV)「オモダ5」と「ティゴ8プロ」を投入。納車前検査では、車両が国際的な品質レベルにあることを確認しており、今後もこれを継続するとしている。
奇瑞は昨年にマレーシアへの再進出を表明し、先月に2モデルを発売した。価格はオモダ5が10万8800リンギ(約343万円)から、ティゴ8が15万9800リンギ。ディーラー店を既に31店展開しており、人気が集まるSUV市場に一石を投じる構え。
同社は2007年ごろにマレーシアへ進出したが、売れ行きが悪く撤退していた。このところ東南アジアへの再進出を加速しており、昨年にはインドネシアで地場企業への委託による生産を開始。また、シンガポールで今年第4四半期に販売を再開するほか、タイ市場への再参入では来年に電気自動車(EV)を投入する。ベトナムへの再進出も表明している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
地場コングロマリット(複合企業)大手サイムダービー系のイノコム・コーポレーションが北部ケダ州クリムの工場で組立生産する。まずエンジン車のスポーツ多目的車(SUV)「オモダ5」と「ティゴ8プロ」を投入。納車前検査では、車両が国際的な品質レベルにあることを確認しており、今後もこれを継続するとしている。
奇瑞は昨年にマレーシアへの再進出を表明し、先月に2モデルを発売した。価格はオモダ5が10万8800リンギ(約343万円)から、ティゴ8が15万9800リンギ。ディーラー店を既に31店展開しており、人気が集まるSUV市場に一石を投じる構え。
同社は2007年ごろにマレーシアへ進出したが、売れ行きが悪く撤退していた。このところ東南アジアへの再進出を加速しており、昨年にはインドネシアで地場企業への委託による生産を開始。また、シンガポールで今年第4四半期に販売を再開するほか、タイ市場への再参入では来年に電気自動車(EV)を投入する。ベトナムへの再進出も表明している。
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