【亜州ビジネス編集部】　情報通信技術（ICT）機器などを扱う地場アートロニックは11日、電動バイクの組立製造・販売に参入すると発表した。事業多角化戦略の一環で、インドネシアのテラン・ドゥニア・インテルヌサが擁する「ユナイテッドモーター」ブランドの製品を扱う。

　100％子会社のアイテックがマレーシアでのテラン・ドゥニアの代理店になることで契約を交わした。インドネシアから完全組み立て部品（CKD）を輸入し、アイテックが持つ工場で組み立て、販売する。

　アートロニックは、POS（販売時点情報管理）レジやパソコン（PC）のハードウエア、ソフトウエア、周辺機器などを扱う。事業多角化により持続可能な成長を図る。一方、テラン・ドゥニアは1991年にユナイテッドバイクのブランドで自転車製造を開始。2020年に電動バイクをラインアップに加えた。



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