ニュース 2024/07/14 20:51
マレーシア:5月の鉱工業生産2%増、5カ月連続でプラス
経済・統計 工業生産 マレーシア
マレーシア統計局が12日発表した2024年5月の鉱工業生産指数(IPI)は、前年同月比で2.4%上昇した。前年同月を上回るのは5カ月連続。ただ、伸び率は前月(6.1%)から減速した。
産業別では製造業(4.6%上昇)と電力(4.2%上昇)の伸びが縮小。また、鉱業(6.9%低下)は、天然ガスの落ち込みなどで8カ月ぶりの前年割れとなった。製造業では、主力の電子など輸出型産業(3.7%上昇)の伸びが加速したものの、内需型産業(6.4%上昇)は鈍化した。
製造業は7分野のうち6分野で前年同月を上回り、マイナスは石油・化学・ゴム・プラスチック(0.1%低下)のみ。電気・電子製品(6.9%上昇)に含まれる電子製品(8.4%低下)が2カ月ぶりのプラスとなったほか、新車販売の好調が続く中で輸送機器(8.3%上昇)の自動車(10.3%上昇)が2桁の伸びを維持した。
■製造業売上高5.5%増
統計局が同日発表した24年5月の製造業売上高は、前年同月比5.5%増の1548億9700万リンギ(約5兆2700億円)だった。前年同月を上回るのは5カ月連続。7分野のうち石油・化学・ゴム・プラスチック(6.1%減)を除く6分野で拡大した。電気・電子製品(12.2%増)と輸送機器(10.7%増)は2桁のプラスで、それぞれ電子製品(14.3%増)、自動車(12.9%増)がけん引した。
製造業の従業員数は0.9%増の237万7714人。支払われた労賃は1.2%増の81億9100万リンギ(1人当たり3445リンギ)だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
産業別では製造業(4.6%上昇)と電力(4.2%上昇)の伸びが縮小。また、鉱業(6.9%低下)は、天然ガスの落ち込みなどで8カ月ぶりの前年割れとなった。製造業では、主力の電子など輸出型産業(3.7%上昇)の伸びが加速したものの、内需型産業(6.4%上昇)は鈍化した。
製造業は7分野のうち6分野で前年同月を上回り、マイナスは石油・化学・ゴム・プラスチック(0.1%低下)のみ。電気・電子製品(6.9%上昇)に含まれる電子製品(8.4%低下)が2カ月ぶりのプラスとなったほか、新車販売の好調が続く中で輸送機器(8.3%上昇)の自動車(10.3%上昇)が2桁の伸びを維持した。
■製造業売上高5.5%増
統計局が同日発表した24年5月の製造業売上高は、前年同月比5.5%増の1548億9700万リンギ(約5兆2700億円)だった。前年同月を上回るのは5カ月連続。7分野のうち石油・化学・ゴム・プラスチック(6.1%減)を除く6分野で拡大した。電気・電子製品(12.2%増)と輸送機器(10.7%増)は2桁のプラスで、それぞれ電子製品(14.3%増)、自動車(12.9%増)がけん引した。
製造業の従業員数は0.9%増の237万7714人。支払われた労賃は1.2%増の81億9100万リンギ(1人当たり3445リンギ)だった。
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