ニュース 2025/02/13 20:57
マレーシア:国民車プロトンの1月販売、23%減の9914台 
自動車 マレーシア
複合企業DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンは12日、2025年1月の販売台数が前年同月比23%減の9914台(輸出含む)だったと発表した。前月の年末商戦の反動や、1月末の旧正月で営業日が少なく市場全体が低迷したことが影響。ただ24年末に発売した電気自動車(EV)ブランド「e.MAS(イーマス)」の第1弾「e.MAS7」がEV市場でシェア25%を獲得するなど好調で、プロトンの市場シェアは19.7%と、24年通年の18.7%から上昇した。
モデル別では、Aセグメントセダン「サガ」が4597台を販売し、引き続き最多となった。資本提携する中国・吉利汽車の車両をベースにしたモデルも堅調で、◆Bセグのスポーツ多目的車(SUV)「X50」=1436台◆Cセグセダン「S70」=1143台◆CセグSUV「X70」=576台◆ハイブリッド車(HV)のDセグSUV「X90」=203台――だった。ほかに◆Bセグセダン「ペルソナ」=1221台◆Bセグハッチバック「アイリス」=291台――などとなっている。
e.MAS7は421台を販売した。これまでに4000台以上の予約があるなど需要が高く、プロトンは追加で3000台を特典付きで販売するとしている。
一方、1月の輸出台数は前年同月比86.9%増の200台と大幅に伸びた。18年に吉利汽車との提携を開始して以来、1月としては最多で、特にサガ、X50、S70が好調だった。
販売会社プロトン・エダルのロスラン・アブドゥラ最高経営責任者(CEO)は、「24年末の前例のない激しい販促競争の影響で25年の新車市場は鈍いスタートを切った」と説明。国内では過去2年で累計160万台以上の新車が販売され、多くの購入者がまだ初期の所有段階にあり、買い替えのサイクルが一時的に停滞することが予想されるとした。ただプロトンではe.MAS7が全体の販売減少を補う形で貢献していると指摘。今後の販売回復を目指し、新型車の投入や既存モデルの強化に取り組んでいくと述べた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
モデル別では、Aセグメントセダン「サガ」が4597台を販売し、引き続き最多となった。資本提携する中国・吉利汽車の車両をベースにしたモデルも堅調で、◆Bセグのスポーツ多目的車(SUV)「X50」=1436台◆Cセグセダン「S70」=1143台◆CセグSUV「X70」=576台◆ハイブリッド車(HV)のDセグSUV「X90」=203台――だった。ほかに◆Bセグセダン「ペルソナ」=1221台◆Bセグハッチバック「アイリス」=291台――などとなっている。
e.MAS7は421台を販売した。これまでに4000台以上の予約があるなど需要が高く、プロトンは追加で3000台を特典付きで販売するとしている。
一方、1月の輸出台数は前年同月比86.9%増の200台と大幅に伸びた。18年に吉利汽車との提携を開始して以来、1月としては最多で、特にサガ、X50、S70が好調だった。
販売会社プロトン・エダルのロスラン・アブドゥラ最高経営責任者(CEO)は、「24年末の前例のない激しい販促競争の影響で25年の新車市場は鈍いスタートを切った」と説明。国内では過去2年で累計160万台以上の新車が販売され、多くの購入者がまだ初期の所有段階にあり、買い替えのサイクルが一時的に停滞することが予想されるとした。ただプロトンではe.MAS7が全体の販売減少を補う形で貢献していると指摘。今後の販売回復を目指し、新型車の投入や既存モデルの強化に取り組んでいくと述べた。
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