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  ニュース     2024/01/31 19:59

マレーシア:中国能建がジョ州沖で大型グリーン事業、2億ドル投資 無料記事

【亜州ビジネス編集部中国の電力インフラ建設大手、中国能源建設集団(中国能建)は、ジョホール州沖の人工島で2億米ドルを投じ、現地企業とグリーンエネルギー事業を進める。ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所を建設するとともに、再生可能エネルギーを利用する「グリーン水素」と「グリーンアンモニア」の工場を建設する。ザ・エッジなどが1月29日付で伝えた。

 中国能建の現地法人が29日、ジョホール州のスルタンなどが出資するマハラニ・エナジー・ゲートウエー(MEG)との間で合弁事業の推進に関する合意文書を交わした。中国能建側の出資額は2億米ドル。同州ムアル沖の総面積1295万平方メートルの人工島に、出力1400メガワット(MW)のGTCC発電所と、グリーン水素を年3400トン、グリーンアンモニアを同1万8800トン製造する工場を建設する。

 これらの案件は、現地のマハラニ・エナジー・ゲートウエー自由貿易区の一部。GTCC発電所は燃料となる天然ガスを国営石油ペトロナスから調達し、電力を自由貿易区内の企業に供給する。同区には深水港も整備される予定で、投資を誘致して将来は4万5000人が働く一大拠点となることが期待されている。


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