【亜州ビジネス編集部複合企業DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンは、自動車ローンを提供する傘下のプロトン・コマースについて、2023年のローン成約件数が2万7288件となり、前年から21.4％増加したと明らかにした。プロトン車の販売が好調な中、前年に続き過去最高を更新した。ニュー・ストレーツ・タイムズが1月29日付で伝えた。

　23年のプロトン車販売が12年以降で最高の15万4611台を記録したことで自動車ローンも伸びた。成約件数を月別にみると、3月が2934件で最多。また12カ月のうち8カ月で2000台を超えた。

　プロトン・コマースは、プロトンの販売会社であるプロトン・エダルと金融大手CIMB銀行の合弁会社。設立20周年となる24年はさらに件数を伸ばす目標を掲げており、スポーツ多目的車（SUV）「X90」やセダン「S70」、プロトンが扱う中国スマート・オートモービル（智馬達汽車）の電気自動車（SUV）「#1」など新モデルについて、競争力の高い金融パッケージを提供するとしている。


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