マレーシア統計局が発表した2023年第3四半期のビジネス信頼感指数（CI）は、プラス0.7だった。プラスは2四半期ぶり。前四半期のマイナス3.1からプラス転換した。
　指数はプラス幅が大きいほど「業況好転」を、マイナス幅が大きいほど「業況悪化」を予測する企業が多いことを示す。産業分野別では、全4分野のうち2分野がプラスで、サービス業は3.9から6.1に上昇。製造業はマイナス2.1からプラス1.3に好転した。一方、建設はマイナス26.9で、前四半期から横ばい。卸小売業はマイナス1.5で、前四半期のマイナス10.2から悲観度合いが弱まった。
　第3四半期の売上高の見通しは、「増収」を予測する企業が全体の39.0％を占め、「減収」（19.8％）を上回った。従業員数の見通しは「増加」が17.6％、「減少」が9.1％だった。


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