【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国民車メーカーのプロドゥアは26日、2023年第3四半期の販売台数が8万8537台となり、前年同期から28.3％増加したと発表した。生産効率を高めて納車ピッチが上がったことが背景にあると説明。同期の生産台数は9万1528台で、21.7％増加した。
　1～9月の販売台数は18.8％増の23万3227台。モデル別では4ドアセダン「ベザ」が最多で、これに5ドアハッチバック「アジア」、小型ハッチバック「マイヴィ」が続いた。
　1～9月の生産台数は18.6％増の24万5341台。ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者（CEO）は、第3四半期は原料や部品の調達が円滑に進み、月当たり3万台の生産を達成できたと説明。この流れを受け、第4四半期の生産・販売台数はともに四半期として最高になると予見している。
　9月の販売台数は2万8995台で、前年同月から17.7％増加。生産台数は3万1447台で、8.2％増加した。


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