【亜州ビジネス編集部】医療用包装資材の製造・販売を手がける米オリバー・ヘルスケア・パッケージングは、ジョホール州の工業団地「アイテックバレー」にマレーシア初の工場を建設する。敷地面積は12万2000平方メートルで、今年末までの稼働開始を予定。同社にとってアジア最大の工場となる。

　新工場は、医療用包装の厳しい規制基準を満たした最新鋭の設備を備える。アジア太平洋地域ゼネラルマネージャーのケネス・デ・ムインク氏によると、マレーシアは東南アジアの多くの製薬会社や医療機器会社の戦略的拠点として重要な役割を果たしており、今回の工場建設は「同地域のヘルスケア需要に応えるための重要な投資」となる。

　オリバーは、米国やオランダ、中国などに工場を有している。


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