ニュース 2023/12/12 19:59
マレーシア:中国支援の東海岸鉄道建設、線路敷設を開始
鉄道 建設 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】中国が支援する東海岸鉄道(ECRL)の建設事業で11日、最初の線路敷設を記念する式典が開催された。2027年1月の運行開始に向けて一歩進んだ格好。式典はパハン州で行われ、アブドゥラ・スルタン・アフマド・シャー国王も参加した。ザ・スターが同日付で伝えた。
ECRLは全長665キロメートルで、クアラルンプール近郊のクラン港からマレー半島東部沿岸のパハン州クアンタンを経由し、北東部クランタン州のタイ国境までを結ぶ。交通インフラ事業の中国交通建設(CCCC)がEPCC(設計、調達、建設、試運転)を受注し、17年8月に着工。このほど線路の敷設にこぎ着けた。中国から最新の線路敷設機やレール溶接機を搬入しており、1日当たり1.5~2.5キロメートルの敷設が可能。従来の500~700メートルに比べて格段に効率が良いとしている。
開通後は、旅客列車が時速160キロメートル、貨物列車が同80キロメートルで運行される。これまでの報道によると、建設費は500億リンギ(約1兆5500億円)で、運営は財務省傘下のマレーシア・レール・リンク(MRL)とCCCCの折半出資会社が手掛ける。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ECRLは全長665キロメートルで、クアラルンプール近郊のクラン港からマレー半島東部沿岸のパハン州クアンタンを経由し、北東部クランタン州のタイ国境までを結ぶ。交通インフラ事業の中国交通建設(CCCC)がEPCC(設計、調達、建設、試運転)を受注し、17年8月に着工。このほど線路の敷設にこぎ着けた。中国から最新の線路敷設機やレール溶接機を搬入しており、1日当たり1.5~2.5キロメートルの敷設が可能。従来の500~700メートルに比べて格段に効率が良いとしている。
開通後は、旅客列車が時速160キロメートル、貨物列車が同80キロメートルで運行される。これまでの報道によると、建設費は500億リンギ(約1兆5500億円)で、運営は財務省傘下のマレーシア・レール・リンク(MRL)とCCCCの折半出資会社が手掛ける。
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