【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局の発表によると、2022年の労働災害発生件数は前年比58.9％増の3万4216件だった。20～21年に新型コロナウイルスの影響で企業活動が停滞し、件数が低水準だったことから、20年以降では最多となった。労働者1000人当たりの発生数は2.22件と、前年の1.43件を上回った。
　業種別の発生数は、サービス業が1万403件で最多。これに製造業が9906件、建設業が4324件、卸小売業が6163件と続いた。
　労災による死者数は前年比5.3％増の317人だった。労働者10万人当たりでは2.06人となり、前年の2.00人を上回った。


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