ニュース 2020/08/25 20:59
マレーシア:中国・十三生肖が5Gチップ工場、生産拠点を分散化
電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】中国の集積回路(IC)メーカーである十三生肖(中国)(ゾディアック・チャイナ)は、第5世代(5G)通信機器用チップの工場をマレーシアに建設する。投資額は15億米ドル。現在は中国に工場を設けているが、新型コロナウイルスの世界的流行や米中貿易摩擦を受け、生産拠点の分散化が必要と判断した。初の海外工場となる。ザ・スター・オンラインなどが24日付で伝えた。
同社はICやサテライト受信システムの設計から製造、試験を手がける。中国には福建省泉州市に工場があり、2018年に稼働を開始した。マレーシアでは同社の第2工場を建設する計画。場所は明らかにしていないが、約200万平方メートルの土地に建設するとしている。
同社幹部は、初の海外進出先にマレーシアを選んだ理由として、インフラや金融システムが発達し、事業環境が良いためと説明。東南アジアで5Gチップの需要が高まることも考慮に入れたとしている。
十三生肖は、6億米ドルを投じて第6世代(6G)向けのチップ開発も行う計画で、藍山香港(ブルーマウンテン香港)などから資金・技術提供を受けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社はICやサテライト受信システムの設計から製造、試験を手がける。中国には福建省泉州市に工場があり、2018年に稼働を開始した。マレーシアでは同社の第2工場を建設する計画。場所は明らかにしていないが、約200万平方メートルの土地に建設するとしている。
同社幹部は、初の海外進出先にマレーシアを選んだ理由として、インフラや金融システムが発達し、事業環境が良いためと説明。東南アジアで5Gチップの需要が高まることも考慮に入れたとしている。
十三生肖は、6億米ドルを投じて第6世代(6G)向けのチップ開発も行う計画で、藍山香港(ブルーマウンテン香港)などから資金・技術提供を受けている。
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