【亜州ビジネス編集部】マレーシア自動車協会（MAA）が16日発表した2023年9月の国内新車販売台数は、前年同月比4.6％増の6万8156台だった。前月比では5.0％減少。同協会は、10月13日の24年度予算案発表を前に消費者が様子見し、新車販売が低調だったとしている。ポールタンなどが17日付で伝えた。
　内訳は、乗用車が前年同月比7.0％増の6万1560台（前月比4.8％減）、商用車が13.7％減の6596台（同7.3％減）だった。
　1～9月の販売台数は前年同期比11.1％増の57万1767台。乗用車は12.3％増の51万2852台、商用車は1.8％増の5万8915台だった。
　9月の生産台数は前年同月比0.4％減の6万9133台（前月比1.8％増）。1～9月は11.3％増の56万6442台だった。
　MAAは7月、予想より好調な販売を受け、年間の販売目標を従来の65万台から72万5000台に上方修正した。過去最高だった22年（72万658台）を上回ると見込む。また10月は9月と同水準になるとみている。


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