【亜州ビジネス編集部】プレハブ住宅建設の地場スリムハウス・テクノロジーは、ペナン州に初の自社工場を建設した。投資額は1800万リンギ（約5億4500万円）。来月に稼働を開始する。国営ベルナマ通信が伝えた。

　同州セベランペライの約3250平方メートルの敷地に建設した。「工業化建築システム（IBS）工法」と呼ばれるプレハブ工法に使う鉄鋼構造や部材を製造し、パッケージ化する。約20人を雇用する。

　第2工場も建設する計画で、2025年に完成させる予定。研究・開発（R&D）機能も設けるとしている。

　同社は15年設立。ジェラルド・チン最高経営責任者（CEO）は、プレハブ建設においても輸入に依存し続けるのでなく、今後は国内で技術を高め、輸出に転じるべきと説いている。


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