【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は22日、2023年8月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が130.8となり、前年同月から2.0％上昇したと発表した。上昇は31カ月連続。伸び率は前月から横ばいで、約2年ぶりの低水準を維持した。足元のピークだった22年8月の4.7％から減速傾向にある。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は2.5％上昇し、前月の2.8％を下回った。

　12品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのはレストラン・ホテルで4.7％だった。これに食品・非アルコール飲料が4.1％で続き、食品の中では肉類の5.8％などが高かった。一方で運輸は横ばい。通信はマイナス3.7％と下げた。

　CPI上昇率は前月比でプラス0.2％。8品目がプラスとなり、3品目が横ばい、1品目がマイナスだった。


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