ニュース 2023/07/06 20:59
マレーシア:農薬大手ヘクスター、ドリアン事業に参入
農業・食品 化学 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】農薬大手のヘクスター・グローバルは、買収を通じてドリアン事業に参入すると発表した。国内最大級のドリアン加工工場を持つPHGエバー・フレッシュ・グループの子会社4社を8400万リンギ(約26億円)で買収することで合意。農園運営から輸出までを手掛ける。収益源を多角化すると同時に、既存事業との相乗効果も見込む。
傘下のヘクスター・フルーツを通じて、PHGの子会社3社の全株式と1社の株式55%を取得する。これによりドリアンの栽培、加工、流通、輸出を行う事業体制を手にする。
工場はパハン州ラウブに位置。新技術を使ったフリーズドライや冷凍の施設を持っており、年間3000トン以上のドリアンを輸出する。輸出先は中国、香港、台湾、インドネシア、日本、シンガポール、英国、豪州、米国など。食品の生産・衛生管理に関する品質認証「HACCP」や「GMP」に加え、ハラル認証も得ている。
ヘクスターは、ドリアンの需要は国内外で高まっており、農業部門の新たな収入源になるとして投資を決めたと説明。同社の農薬や肥料の事業とも相乗効果が生まれるとしている。
ヘクスターは1990年設立。国内最大の農薬メーカーで、近年は買収により事業を拡大・多角化している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
傘下のヘクスター・フルーツを通じて、PHGの子会社3社の全株式と1社の株式55%を取得する。これによりドリアンの栽培、加工、流通、輸出を行う事業体制を手にする。
工場はパハン州ラウブに位置。新技術を使ったフリーズドライや冷凍の施設を持っており、年間3000トン以上のドリアンを輸出する。輸出先は中国、香港、台湾、インドネシア、日本、シンガポール、英国、豪州、米国など。食品の生産・衛生管理に関する品質認証「HACCP」や「GMP」に加え、ハラル認証も得ている。
ヘクスターは、ドリアンの需要は国内外で高まっており、農業部門の新たな収入源になるとして投資を決めたと説明。同社の農薬や肥料の事業とも相乗効果が生まれるとしている。
ヘクスターは1990年設立。国内最大の農薬メーカーで、近年は買収により事業を拡大・多角化している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。