【亜州ビジネス編集部】オーストリアの鶏卵パック製造大手オボサームは、首都圏セランゴール州のクランに工場を開所した。投資額は3800万リンギ（約11億6000万円）で、アジア太平洋地域では同社初の工場。原料は全て再生品を使用する。
　約9850平方メートルの敷地に建設した。再生ポリエチレンテレフタレート（PET）を原料に鶏卵パックを製造し、域内各国に出荷する。
　オボサームの幹部は、アジア太平洋地域で初の工場をクランに建設した理由として、東南アジアの中心部に位置する立地の良さと、勤勉で意識の高い労働者の多さを挙げた。


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