ニュース 2024/02/05 19:59
マレーシア:国営電力とIHI、混焼発電を26年開始へ
日系企業 電力 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営電力テナガ・ナショナル(TNB)は4日、IHIなどと提携して進めている石炭火力発電所へのバイオマスとアンモニアの混焼技術の適用について、今年4月にも基本設計(FEED)が終わる見通しを明らかにした。発電所を改修後、2026年第3四半期にも混焼を開始できると見込む。
両社は21年に実施可能性調査を開始。ペラ州ルムットとヌグリスンビラン州ポートディクソンの2カ所の発電所で混焼を検討し、昨年8月に基本設計の段階に入った。同年9月にはルムットの発電所で、アブラヤシ空果房(EFB)由来の燃料ペレットを1%混焼させる試験に成功した。テナガは、バイオマス2%とアンモニア1%を混焼すれば年間で乗用車7万1000台分の温暖化ガスの排出を削減できるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
両社は21年に実施可能性調査を開始。ペラ州ルムットとヌグリスンビラン州ポートディクソンの2カ所の発電所で混焼を検討し、昨年8月に基本設計の段階に入った。同年9月にはルムットの発電所で、アブラヤシ空果房(EFB)由来の燃料ペレットを1%混焼させる試験に成功した。テナガは、バイオマス2%とアンモニア1%を混焼すれば年間で乗用車7万1000台分の温暖化ガスの排出を削減できるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。