ニュース 2024/01/21 19:59
マレーシア:24年の新車販売、22%減予想=RHBリサーチ
経済・統計 自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】商業銀行のRHB銀行傘下の調査会社RHBリサーチは、2024年の新車販売台数が62万5000台となり、過去最高を記録した23年から21.8%減少するとの予想を発表した。23年は各社の新モデル投入が奏効したが、24年はさほど好材料がなく、減少に転じるとみている。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが18日付で伝えた。
現在は新車の受注残が減少傾向にあると説明。ただ23年に1万台超えを果たした電気自動車(EV)については、さらに販売が伸びるとの見方を示した。23年のEV販売は前年比で3.9倍に拡大した。
一方、調査会社ケナンガ・リサーチは、24年の新車販売について、RHBリサーチより高い71万台を予想。政府が24年半ばに所得水準に応じて燃料補助金を見直す方針を掲げる中、中価格帯のモデルは落ち込むが、低価格帯モデルには影響がなく好調が続くと見込む。また受注残はまだ約20万台あり、向こう3~4カ月はメーカーの繁忙期が続くとみて、前年から販売がさほど落ちないとみている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、23年の国内新車販売台数は前年比10.9%増の79万9731台。過去最高を2年連続で更新した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現在は新車の受注残が減少傾向にあると説明。ただ23年に1万台超えを果たした電気自動車(EV)については、さらに販売が伸びるとの見方を示した。23年のEV販売は前年比で3.9倍に拡大した。
一方、調査会社ケナンガ・リサーチは、24年の新車販売について、RHBリサーチより高い71万台を予想。政府が24年半ばに所得水準に応じて燃料補助金を見直す方針を掲げる中、中価格帯のモデルは落ち込むが、低価格帯モデルには影響がなく好調が続くと見込む。また受注残はまだ約20万台あり、向こう3~4カ月はメーカーの繁忙期が続くとみて、前年から販売がさほど落ちないとみている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、23年の国内新車販売台数は前年比10.9%増の79万9731台。過去最高を2年連続で更新した。
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