【亜州ビジネス編集部】米医療機器大手のマシモは5日、脈拍数や血液中の酸素濃度を測定するパルスオキシメーターなどの医療機器工場をジョホール州に開設した。同社にとってマレーシアで初の生産拠点。高品質の医療機器に対する需要増に対応するため、自社の生産能力を増強する。
　2022年設立の現地法人マシモ・メディカルテクノロジーズ・マレーシアが工場を運営する。パシルグダン地区に立地し、建屋面積は1万2360平方メートル。うち生産エリアが約7550平方メートル、倉庫が約4330平方メートルを占める。ザ・スターによると、投資額は約1億リンギ（約31億7000万円）。年産能力は1億個で、国内市場と輸出向けに供給する。


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