【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は22日、2023年12月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が131.2となり、前年同月から1.5％上昇したと発表した。伸び率は21年3月以来で最低だった前月から横ばい。足元のピークだった22年8月の4.7％からは大幅に低下している。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は1.9％上昇し、前月を0.1ポイント下回った。

　12品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのはレストラン・ホテルで3.7％だった。これにその他商品・サービスが2.7％、教育が2.0％で続いた。衣服・履物は横ばい。通信はマイナス3.7％と唯一下げた。

　CPI上昇率は前月比で0.2％上昇。プラスは食品・非アルコール飲料など6品目、横ばいは住居・水道光熱費など4品目、マイナスはアルコール飲料・タバコなど2品目だった。


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