シンガポール統計局が11月27日発表した2019年第3四半期のサービス業売上高指数（卸小売り、ホテル、外食サービスを除く、14年＝100）は119.6となり、前年同期から1.9％上昇した。上昇は12四半期連続だが、上昇率は前四半期の2.7％から縮小。17年第4四半期の9.2％をピークに7四半期連続で伸びが鈍化している。
　全7分野のうち2分野がマイナスに転落。2分野は娯楽・個人サービス（2.1％低下）と教育（1.4％低下）で、両分野とも前四半期は3％台の上昇だった。指数が上昇した5分野では、上昇率が最も高かった運輸・倉庫（4.8％上昇）を含む3分野で伸びが鈍化した。
　前四半期比（季節調整なし）では全体の指数が0.6％上昇。7分野のうち6分野で指数が上昇し、金融・保険（1.1％低下）のみマイナスだった。前四半期に2けたのマイナスだった教育（9.0％上昇）が最も伸びた。


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