【亜州ビジネス編集部】データセンター開発の米バンテージ・データセンターズは16日、首都圏のサイバージャヤに同国2カ所目となるデータセンター（DC）拠点を開発すると発表した。30億米ドルを投じるもので、電力容量は256メガワット（MW）に上る。
　拠点の名称は「KUL2」で、既存の「KUL1」に隣接する14万1640平方メートルの敷地に整備。データセンター10棟を建設し、国内の主要都市のほか、シンガポールやバンコク、ジャカルタなどに接続する。1棟目は2025年第4四半期の開所を予定する。
　既存のKUL1では4棟目のデータセンターを建設中。KUL1とKUL2を合わせ、最終的には電力容量を287MWとする。
　同社はアジア太平洋でマレーシアを最重要拠点に位置付けて事業を進めている。


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