ニュース 2024/04/21 20:59
マレーシア:3月の輸出1%減、電気・電子の落ち込み続く
経済・統計 貿易 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が19日発表した貿易統計によると、2024年3月の輸出額は前年同月比0.8%減の1286億4120万リンギ(約3兆5190億円)だった。前年同月を下回るのは2カ月連続。主力の電気・電子製品やパーム油などが引き続き前年を割り込んだ。一方、輸入額は12.5%増の1158億3210万リンギで、過去最高額だった22年8月以来の高水準。貿易収支は128億910万リンギの黒字だった。
輸出額の4割超を占める電気・電子製品は1.5%減と、8カ月連続の前年割れ。シンガポール向け(15.2%減)などが落ち込んだ。パーム油(20.3%減)は中国向けが半減するなど引き続き低調。石油製品(9.9%減)もマイナスが続く。一方、鉄鋼(20.3%増)や輸送機器(37.4%増)は大きく拡大した。
主要国・地域への輸出額は、最大のシンガポール向け(6.8%減)や2番目に大きい中国向け(2.1%減)の落ち込みが続き、日本(5.4%減)は前月のプラスからマイナスに転じた。一方、米国(3.0%増)は引き続きプラスだった。
輸入は最大の電気・電子製品(10.9%増)が3カ月連続のプラス。ほか、機械部品(19.9%増)や鉄鋼(2.3%増)も前年同月を上回った。国別では最大の中国からが6.9%増、日本からが9.6%減などだった。
1~3月の累計は、輸出額が前年同期比2.2%増の3624億850万リンギ、輸入額が13.1%増の3281億8640万リンギ、貿易収支が342億2210万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額の4割超を占める電気・電子製品は1.5%減と、8カ月連続の前年割れ。シンガポール向け(15.2%減)などが落ち込んだ。パーム油(20.3%減)は中国向けが半減するなど引き続き低調。石油製品(9.9%減)もマイナスが続く。一方、鉄鋼(20.3%増)や輸送機器(37.4%増)は大きく拡大した。
主要国・地域への輸出額は、最大のシンガポール向け(6.8%減)や2番目に大きい中国向け(2.1%減)の落ち込みが続き、日本(5.4%減)は前月のプラスからマイナスに転じた。一方、米国(3.0%増)は引き続きプラスだった。
輸入は最大の電気・電子製品(10.9%増)が3カ月連続のプラス。ほか、機械部品(19.9%増)や鉄鋼(2.3%増)も前年同月を上回った。国別では最大の中国からが6.9%増、日本からが9.6%減などだった。
1~3月の累計は、輸出額が前年同期比2.2%増の3624億850万リンギ、輸入額が13.1%増の3281億8640万リンギ、貿易収支が342億2210万リンギの黒字だった。
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