ニュース 2020/08/30 20:58
マレーシア:ITのMSCM、ゴム手袋事業に参入
IT ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】 情報技術(IT)関連事業などを手がけるMSCMホールディングスは、ゴム手袋生産に乗り出すと発表した。生産ライン6本の設置を機械エンジニアリングの地場ハウウェルケア・インダストリーズに委託する契約を交わした。契約額は5940万リンギ(約15億円)。新型コロナウイルスの世界的流行で、急速に高まるゴム手袋の需要を取り込む考え。ITを中心とした事業ポートフォリオにメスを入れ、収益の多角化を図る。
ケダ州スンガイペタニの2万200平方メートルの敷地に工場を建設する。ダブルディップ製法を使った生産ラインを6本設け、来年第2四半期に稼働を開始する計画。年産能力は15億枚を予定している。
国営ベルナマ通信によると、テオ・ハイ・ヒン会長は、原料となるラテックスの価格が1トン当たり1500米ドルと仮定すると、来年第4四半期には投資を回収できると話した。
同社はIT開発やサプライチェーンマネジメント、電子公告、金融などの事業を手がけている。ただ現在は赤字続きで、ゴム手袋事業への参入によって2022年3月期に黒字転換を図りたい考え。売上高に占めるゴム手袋事業の割合は70〜80%を見込んでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ケダ州スンガイペタニの2万200平方メートルの敷地に工場を建設する。ダブルディップ製法を使った生産ラインを6本設け、来年第2四半期に稼働を開始する計画。年産能力は15億枚を予定している。
国営ベルナマ通信によると、テオ・ハイ・ヒン会長は、原料となるラテックスの価格が1トン当たり1500米ドルと仮定すると、来年第4四半期には投資を回収できると話した。
同社はIT開発やサプライチェーンマネジメント、電子公告、金融などの事業を手がけている。ただ現在は赤字続きで、ゴム手袋事業への参入によって2022年3月期に黒字転換を図りたい考え。売上高に占めるゴム手袋事業の割合は70〜80%を見込んでいる。
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