【亜州ビジネス編集部】空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス（MAHB）の発表によると、2023年の国内空港の旅客数は前年比55.4％増の8192万人だった。新型コロナウイルスの影響が緩和したことで国際線を中心に大きく拡大。航空運賃上昇などの逆風があったものの、新型コロナ前の19年の77.8％の水準まで回復した。

　国際線は2.3倍の3861万3000人、国内線は19.7％増の4330万8000人だった。72の航空会社が国際線113路線、国内線34路線を運航。前年の66社による国際線86路線、国内線35路線から増えた。国際線はインドネシアや中国、韓国などの路線で旅客が多かった。

　12月の全体の旅客数は前年同月比14.0％増の776万2000人。国際線が40.0％増の403万3000人、国内線が5.1％減の372万9000人だった。


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