【亜州ビジネス編集部】マレーシア自動車協会（MAA）が発表した2024年1月の国内新車販売台数は、前年同月比30.6％増の6万5499台だった。6万台を上回るのは9カ月連続となる。通年で過去最高だった23年の好調を維持。旧正月連休のズレも大幅増の要因になったとみられる。ただ、年末商戦の反動が出て、前月からは16.5％減少した。ポールタンなどが20日付で伝えた。

　内訳は、乗用車が前年同月比33.2％増の5万9394台（前月比16.2％減）、商用車が9.4％増の6105台（同18.5％減）だった。

　1月の生産台数は前年同月比30.0％増の7万6077台（前月比14.9％増）。乗用車は31.1％増の7万1666台（同14.9％増）、商用車は15.0％増の4411台（0.1％増）だった。　

　MAAは、2月は旧正月で営業日が少ないこともあり、1月より販売が落ち込むと予想。24年の販売台数は7.5％減の74万台と予想している。なお23年の国内新車販売台数は前年比10.9％増の79万9731台で、過去最高を2年連続で更新した。


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