ニュース 2025/03/17 20:58
インドネシア:2月の輸出14%増、パーム油がけん引 
経済・統計 貿易 インドネシア
インドネシア中央統計局が17日発表した2025年2月の貿易統計によると、輸出額は前年同月比14.1%増の219億8120万米ドルだった。前年同月を上回るのは11カ月連続。石炭の落ち込みが続く一方、パーム油が急伸し、全体を押し上げた。輸入額は2.3%増の188億6430万米ドル。貿易収支は31億1690万米ドルの黒字だった。
輸出額の内訳は、全体の9割超を占める非石油・ガスが15.4%増、残りの石油・ガスが6.0%減。石油・ガスでは石油製品が4割近く落ち込んだ。
非石油・ガスでは上位10品目のうち9品目がプラスで、前年割れは石炭を含む鉱物性燃料(18.4%減)のみだった。同品目はこれまで最大輸出品目だったが、大幅増となったパーム油などの天然油脂(71.5%増)に抜かれて2位に後退した。農産物・食品ではほか、価格上昇が続くコーヒーの輸出も大きく伸びたという。
非石油・ガスの国別輸出額は、全体の2割を占め最大の中国(5.7%増)、2番目に大きい米国(11.7%増)とも拡大した。一方、日本(19.5%減)は前月に続く約2割の減少だった。
非石油・ガスの輸入額は、上位10品目のうち8品目がプラス。最大の機械・部品(10.2%減)が落ち込んだものの、カカオ・カカオ調製品(164.5%増)などが大きく伸びた。鉄鋼(2.7%増)もプラスだった。国別の輸入はおおむね拡大し、全体の4割を占め最大の中国(2.2%増)、2番目の日本(8.0%増)とも前年同月を上回った。
1~2月の累計は、輸出額が前年同期比9.2%増の434億950万米ドル、輸入額が0.4%減の368億20万米ドル、貿易収支が66億930万米ドルの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額の内訳は、全体の9割超を占める非石油・ガスが15.4%増、残りの石油・ガスが6.0%減。石油・ガスでは石油製品が4割近く落ち込んだ。
非石油・ガスでは上位10品目のうち9品目がプラスで、前年割れは石炭を含む鉱物性燃料(18.4%減)のみだった。同品目はこれまで最大輸出品目だったが、大幅増となったパーム油などの天然油脂(71.5%増)に抜かれて2位に後退した。農産物・食品ではほか、価格上昇が続くコーヒーの輸出も大きく伸びたという。
非石油・ガスの国別輸出額は、全体の2割を占め最大の中国(5.7%増)、2番目に大きい米国(11.7%増)とも拡大した。一方、日本(19.5%減)は前月に続く約2割の減少だった。
非石油・ガスの輸入額は、上位10品目のうち8品目がプラス。最大の機械・部品(10.2%減)が落ち込んだものの、カカオ・カカオ調製品(164.5%増)などが大きく伸びた。鉄鋼(2.7%増)もプラスだった。国別の輸入はおおむね拡大し、全体の4割を占め最大の中国(2.2%増)、2番目の日本(8.0%増)とも前年同月を上回った。
1~2月の累計は、輸出額が前年同期比9.2%増の434億950万米ドル、輸入額が0.4%減の368億20万米ドル、貿易収支が66億930万米ドルの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。